足立区に都立の進学指導推進校ができます
足立区において問題となっている一つに、教育レベルの地域間格差です。東京23区の中で、常に学力レベルは最下位である事実。大西議員は、足立区選出の議員だからではなく、学力レベルが最も低い地域の底上げこそが、全体をレベルアップできるという強い信念の元、正面からこの問題に向き合ってきました。 例えば、その1つの事例として、足立区をはじめと とする東京東部地区には、一旦ドロップアウトしたものの、もう一度頑張ろうとする子どもたちを応援する施設や制度はある程度充実しています。しかしながら、難関大学を目指そうとする子どもたちを応援する施設や制度は全く整備されていないのが現状です。東京都は、勉学をがんばろうとする子どもたちを応援する「進学重点支援校」をつくり、特別に予算を付けています。しかしこの種の学校は、足立区には存在しません。足立区にも勉強をがんばろうという子どもはたくさんいます。進学に有利な都立高校に、片道1時間以上かけて通わざるを得ないような今の状況を放置する訳にはいきません。その子どもたちを応援する施設の必要性を文教委員長である大西さとる議員は、一貫して足立区を念頭に東京東部地域に進学校指定の重要性を主張してきました。 その結果、江北高校が足立区初の進学指導推進校に指定されました。 勉強だけが全てではない、受験地獄を招いている、そんな指摘もされますが、全ての子どもたちに将来の職業や夢など選択の機会を広げさせることは大切だと大西議員は考えています。「足立区に産まれたから俺は勉強ができなかった」などという言い訳を子どもたちにさせては絶対にいけません。今回の進学校指定の実現は、地域的な教育格差をなくす取り組みであり、足立教育再生の第一歩です。 落ちこぼれた子や、やり直しを志す子も、勉学をがんばろうとする子どもたちも、全てを伸ばすことが必要だと考えた成果です。