オリンピック招致への思い
 私は、2020年オリンピック・パラリンピックの東京招致の実現を目指し全力で頑張っているところです。オリンピックは、実際の会場でアスリートと同じ空気を吸い、肉眼で競技を見、一緒に体験することが、テレビを通しての応援よりはるかに大きな感動を得ることができます。
私は、1996年にアトランタオリンピックが開催された時に、民間企業の仕事でアトランタに赴いておりました。オリンピック開会の為の準備の時から、大会本番が始まり、日を重ねていくうちに、街の空気の色が変わっていく、そんな錯覚を覚えるようになりました。最終日の閉会式の日には、人種や肌の色の違いを越えて、知らない者同志が抱き合う、そのような大きな感動も体験することができました。
そんなすばらしい感動を東京の子供たちにも味わってもらいたい。皆様にも体験してもらいたい。その想いで招致活動に全力を傾けているところです。その場に居なければ分からないような、言葉では言い表せない素晴らしい「感動!」を是非とも体験して欲しいと思っています。
「今、オリンピックをする他にやることがあるだろう」というネガティブな意見を言う人がいます。しかし、オリンピックが来ても来なくても、やらなければならない事柄はやらなければなりません。要は、オリンピックだからと、ドサクサに紛れて無駄な投資を行わせないように厳しく目を光らせることが必要なわけです。経済効果もあるでしょう。それ以上に、子供たちにおおきな感動を与えることができるオリンピック。もしも一流のアスリートの躍動を間近で感じることや、けがをした選手が必死で耐えゴールするところを見ることを出来たとしたなたら、その経験は子供たちの将来を大きく変えることに繋がるものと信じています。
私は、何としてでも東京で2回目となるオリンピックを開催したいという信念でオリンピック招致活動に取り組んで参ります。何卒、力強いご支援よろしくお願い致します。